「利」を取らずに「信」をと取れば、世間は応援してくれよう。(釈尊=お釈迦様)
さて、皆様こんばんは。相変わらずの暑い中にも、感性の鋭い方には、秋の気配が感じられるこの頃ではないでしょうか。
私が仕事を終えて、駐車場に車を停めると、いろんな猫が出迎えてくれます。
私は気が付いたら、犬や猫や小鳥・うさぎといった動物たちと一緒に、育てられてきました。私にとって動物達とは、愛され、
愛する愛おしい存在以外の何ものでもありません。
当、慈愛の丘とそ動物霊園は、鹿児島県各地から問い合わせいただきます。
出水や鹿屋、串木野、川内、霧島、姶良などお問い合わせいただきます。
ペットちゃんとはいえ、そのご遺体からは、体液が漏れることもありますし、スーツに付いてしまうこともあります。
私は全然気にしません。
先にも触れたように、物心ついたときから、動物達に育ててもらった私です。
動物達への感謝の気持ちで供養させていただいております。
ありがとう。おかげさまで。お元気で。行ってらっしゃい。
また会いましょう。
「死」と「生」は表裏一体。妙円寺のニャンこ達も「日々是好日」というポジティブな発想を持っていると思われます。
日々是好日とは、禅語で、目の前にある現実が喜びであっても、悲しみであっても、今、この瞬間を、一生懸命生きる。と言う意味です。
輝く日々も一瞬一瞬の積み重ね。
猫も人間同様、癌を抱え込んだり、猫エイズになったりしてしまったりの猫もいますが、
その時を生きることが大事なのだと教えられているように感じますね。
〜春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪冴えて凉しかりけり〜
道元禅師の和歌です。ノーベル文学賞を受賞した川端康成がストックホルムの壇上「美しい日本の私」で紹介した事で、世界的に有名になりました。
自然は立派だ、春が来たら花を咲かせ、役目を終えて去っていく、これこそが真理である。という意味です。
意外とそんなことは、猫たちは悟っているのかもしれませんね。
申し上げるまでもなく、我々も動物達も自然の中の一部です。普通に都市部で暮らしていれば、
そんな「当たり前」のこともついつい忘れがちです。そんな中にも猫や犬やうさぎや小鳥たちを愛でれば。
あるがままの彼らに教えられることも多いものです。
動物達との出会いや、生活、そしていつか訪れる、お別れもあるがままのことなのでしょう。
今回、登場してくれた妙円寺のにゃんこ達は、
まるちゃん・まっくちゃん・ポコちゃん・ミクロちゃん・たまちゃんです。
最後にもう一度繰り返します。
「利」を取らずに「信」をとったならば、世間は応援してくれよう。
我々はそんなポリシーを胸にすすんで行かなければならないと考えています。
島津義弘公菩提寺 妙円寺詣り発祥の禅寺
法智山妙円寺 附属 慈愛の丘とそ動物霊園
代表 伊藤憲秀