供養とは〝存命でおわしますが如くお仕えする〟〝佛と共に生きる〟ということであるという。それは今は亡きペットちゃん達にもきっと当てはまることなんだろう。
〝存命でおわしますが如くお仕えする〟
例えばお墓参りに行く、供養塔にお線香を立て、花を飾り合掌する。
お寺の納骨堂に祀ってある場合は同じように、自宅で供養している場合は自宅で。
もちろんすべてがすべてペットちゃんが生きているときのようにはいかない、
だから月命日にはちょっと良いものをを供え、祥月命日にはよりご馳走を、
あの子の大好物を供える。もちろん喉が渇くといけないので水も小さな茶碗に入れ供える。
そして一輪挿しに可愛らしい花を供える。
禅宗 ‐ZEN‐ からは様々な文化が生まれた先に記した死者への思いから、
花を供えれば華道が生まれ、線香や焼香からは香道が、お茶からは茶道が生まれた。
典座 (道場の料理番)の厳しい修行から生まれる精進料理や菓子もまた「道」である。
禅に代表される鎌倉文化は現在の日本においてもじつにダイナミックである。
〝佛と共に生きる〟とはペットちゃんとの辛い別れを忘れることなく〝存命でおわしますが如く〟
供養し続けるということであろう。
-- 引用 文・画 --
曹洞宗 泰寧禅寺 〜清浄法身毘盧舎那佛〜より
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