
~猫と生れ人間と生れ露に歩す~ / 加藤楸邨
御家族の御見送りのお手伝いをさせて頂いて、二度目の夏を迎えます。
我々の仕事は、御家族の感情がピークに至った時に行われますので、御家族はもちろんだが、我々も切ない。
午前・午後、お別れが一日に何件か重なった時などは、スタッフもすっかり気分が滅入ってしまいます。
そんな日も、夜にパソコンを開いてみて驚くことがあります。
昼間に御縁のあった方からの感謝のメールや、掲示板へのコメントを戴くことがあるからです。
御傷心で、人の事どころではないだろうに、なんと有難いことでしょう。
■我々、 妙円寺 慈愛の丘 とそ動物霊園スタッフ一同は、
・これからも一期一会の精神で御見送りのお手伝いができるよう努めます。
・和顔愛語。和やかな顔で愛を語れるような施設づくりに努力します。
・どんな時も脚下照顧を忘れません。
そして伝えたいのです…。
あなたが忘れない限り、彼らは思い出の中で走り回り、すばらしい日々を蘇らせてくれるでしょう。
そして、いつか彼らの死と向き合えるようになったとき。
その、素晴らしい思い出が宝物となるでしょう。
廓然無聖(かくねんむしょう)…そんな日々が早く皆様のもとへ訪れますように。
- ペットと呼ばれる生命たちの光と影…。
- 生きとし生けるものすべて、そして施餓鬼法要