ペットの合同火葬で出会った犬と少年のことについて…〜小さないのち・小さな祈り2〜
今日の別れを、
君は五十年後も思い出すだろう…
もう外は暗くなっていた…
まだやっと過ごしやすくなったくらいの時期だった。
小型犬のお別れに5,6人の家族がとそ動物霊園にやって来た。
少年というより、まだ「子供」という表現のほうが合うくらいの子がいた。
家族が私の案内に従ってご焼香を済ませていく間も少年は、
本尊の阿弥陀如来像の辺りをを指して「なんであそこは光っているの?」
焼香台を指しては「なんでここは煙が出るの?」
なんで「猫がいるの?」
と、言ったような質問を繰り返していた。
それでは責任を持って、見送らせていただきます。
私の案内に、家族は挨拶を交わし、靴を履きはじめた。
母親が少年に、
「もう帰るよ、最後だから〇〇ちゃんにバイバイして」
というと、少年は母が指さした愛犬が横たわっている仏殿の方を見ようともせず、
うつむいたま、突然「うわー!」と、わめき声を上げ泣き出した。
思わず「我慢してた?」と私が少年に問いかけると、
父親が「そうだったんだ…」と少年の肩に手をやっていたのを覚えている。
少年は「死」というものを勿論初めて…経験し、
この場を後にすると、愛犬ともう二度と会えないということを悟ったのだ。
それになんとか抗いたい、、
留めのない私への質問もそれへの精一杯の感情表現だったのだ。
何気ない「生活の中の日常」が、別れをより悲しくさせる…
昨日まで一緒にいたかけがえのない兄弟のような存在の犬、
今からも忘れることなどないはずです。
それはとても悲しい記憶ですが、
忘れないということ…
それは
少年にとっても、ワンちゃんにとっても、
とても幸せな思い出でもあります。
❏ 鹿児島市動物愛護管理センターで亡くなった犬猫火葬業務委託
❏ JA鹿児島県経済連ペット葬儀提携施設
人も動物も大切に供養した島津義弘公菩提寺
法智山 妙円寺
慈愛の丘とそ動物霊園







